メンテ事業の拡大には高いメンテ効率が求められる

太陽光の工事自体は意外と簡単であるがメンテナンスは大変。太陽光は壊れないとされていたのでメンテのしやすさを考えた施工が少ない。今後のメンテ事業の拡大には高いメンテ効率が求められる、とお考えの株式会社富士テクニカルコーポレーション 工事部 技術主任 瀧ヶ平一美様にお話を聞きました。

地元に根差した太陽光の番人

一貫して「地元に信頼される企業」「クリーンエネルギーと自然との共生」を社是とされている株式会社富士テクニカルコーポレーション様は、100件を超える太陽光発電の自社施工案件のO&M(保守・管理)を手掛けられている。また、アイテスの太陽光点検ツール、ソラメンテをいち早く導入され、先進的な太陽光メンテナンスを展開、太陽光の保守点検管理に精通されている。

現在、社員74名のうち 太陽光メンテに携わるのは本社4名、東京2名。今までは太陽光の施工EPC中心だったが新規案件の落ち着きを見越して、今後は太陽光メンテナンスの受注を増やしメンバーの増強をしていきたい、とのこと。

現在は自社施工案件のO&Mを100件以上を請け負い、遠隔監視から定期点検、草の管理まで、太陽光設備のあらゆる管理が出来る体制がある。遠隔監視は複数個所同時に監視、草の管理から故障パネルの特定まで行い、故障があればメーカーとの交渉まで一貫して行っている。監視情報や管理状況についてはきちんとオーナーへの報告を行う。 

工事は簡単だがメンテは大変

今後は他社が施工したメンテナンス案件も受注していくが、施工状態はさまざま。「太陽光は工事自体は意外と簡単だが、メンテは技術力と経験が必要。当社も試行錯誤してきたがやっとノウハウが蓄積されてお客様にご満足いただけるメンテができるようになった」とのこと。

「今までは太陽光はメンテフリーと思われていたのでメンテのことを考えた施工が少ない。メンテを考えた施工をしているかどうかでメンテ時間や効率に大きく影響する」とのご指摘も。パワコンや接続箱設置位置ひとつをとってもメンテナンス効率が全く違う。最近はコスト優先でテスターで各ストリングの開放電圧すら測定できない接続箱(複数ストリングを並列に束ねたタイプ)まで見かける。これらはそもそも太陽光パネルを点検しない前提になっているが、オーナー様はそこまで周知されているわけではないことがほとんど。まずは現場を確認し、その施工状態に合わせてメンテナンスの提案を行っている。   

ソラメンテが活躍

現場の点検ではソラメンテを活用、特にソラメンテ-iSは導入してよかった。ストリング単位でパネル側に異常があると判断できればソラメンテ-iSでパネルを特定。従来は、1枚づつパネルのコネクタを外し電圧測定をしていたが、作業が非常に大変で時間がかかっていた。

現在はソラメンテ-iSでパネル表面から故障個所をクラスター単位で特定できるので非常に楽になり、時間の短縮も図ることができた。今後メンテ契約が増えてくるに伴いソラメンテも増設する予定。と、短時間で点検結果を出せるソラメンテに強い信頼を寄せられている。

太陽光メンテナンスの時代を牽引

瀧ヶ平様は、正義感あふれる現場の技術者。瀧ヶ平様の日々の活動から同社の姿勢がうかがえる。現場でのクレームや点検作業に真摯な対応でオーナーから高い評価を受けている同社。 施工後の保守対応を重視している富士テクニカルコーポレーション様は、今後の太陽光の保守メンテナンス需要の増加にも積極的に対応していきたいとのこと。

今回の取材は、株式会社富士テクニカルコーポレーション 技術主任 瀧ヶ平一美様にご協力をいただきました。ありがとうございました。


株式会社富士テクニカルコーポレーション

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