高感度センサーでパネル表面から発電電流を感知。すばやく正確に故障パネルを特定できます。
ソーラーパネルチェッカー ソラメンテ-iS SI-200は、発電中のパネル表面にセンサーをあて、クラスタ故障*が発見できる点検装置です。インターコネクタに流れる発電電流をセンサーで感知し音階とLEDレベルで表示、発電していないクラスタを瞬時に判別します。
(*クラスタ故障は、初期不良、経年劣化、雷害などにより発生します)
スイッチを押すだけで内蔵の照度センサーで自動感度調整。測定スピードは約5秒/パネルのハイスピード。スーパーロング延長棒(オプション)で3.6m先までのパネルにも届きます。
IVカーブやサーモなどでの測定は、安定した日射量が必要なため天候により点検時間が限られます。ソラメンテ-iSは、急な曇りや朝夕にも測定ができ、点検可能時間を大幅に確保できます。
日照が弱い時の点検がより確実に。低照度時など発電が弱いときでも、自動感度調整を固定モードに設定することで、より安定した検出が可能になりました。
使いやすさの観点からデザインを見直し、操作性、見やすさ、耐久性が向上しました。稼働率の高いパワーユーザーのニーズにお応えし、堅牢製を高めています。
省電力機能により電池が長持ちに。また自動パワーオフ機能や電源ロック機能を搭載し、電源スイッチの切り忘れなどによる無駄な電池消費を防いでいます。
①ソラメンテ-iSをオンし、発電所が稼働中(発電状態)にパネル表面のインタコネクタをセンサー部でクロスします(感度調整)。発電していれば、その強度に応じてLEDとスピーカーで知らせます。
②クラスタ断線は発電していないのでソラメンテ-iSが反応せず、その特定ができます。
③バイパスダイオードショートでは、パネル開放状態でもクラスタ発電状態(逆電流ループ)となり、ソラメンテ-iSが反応します。
④ストリング構成図が不明な場合もソラメンテ-iSを使ってストリングマップがつくれます。
⑤ 4、5段積の遠いパネルも3.8Mのスーパーロング延長棒(オプション)でアクセスすることができます。
検査対象パネル | 単結晶・多結晶・ヘテロ接合型 |
最小検知電流 | インターコネクタ1本あたり0.5[A]* |
電源 | 単3乾電池、ニッケル水素充電池、4本 |
電池持続時間 | 8時間程度(2,100[mAh] 4本) |
結果表示 | 10段階LED表示、スピーカー音 |
本体ユニット質量 | 480[g](乾電池4本を含む) |
センサーユニットサイズ | 幅48×高さ36×長さ952[mm] |
センサーユニット質量 | 285[g] |
延長棒の長さ |
900[mm](標準) パネル配置対応延長棒(オプション) |
使用環境 |
気温0~40℃ / 温度0~85[%](結露なきこと) |
*当社標準測定条件による値。バスバー/センサ間距離やパネル仕様など諸条件により異なります。
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