ソラメンテ-Z ストリングチェッカー SZ-100
ストリングチェッカー ソラメンテ-Z SZ-100は、インピーダンス測定で、故障ストリングを点検できる装置です。
販売終了品-2018年12月末日
後継機種(代替製品)-SZ-200
接続箱から簡単チェック
- 接続箱から簡単チェック
- 天候変化に影響されない
- 高圧1000V対応
SZ-100とは
概要
出力低下を招いているストリングを接続箱から判別する一次検査装置です。
用途
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- 系統連系前の確認検査、竣工検査
- 稼働後の保守点検、定期点検
- 出力低下時のストリングの判別(一次検査)
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機能
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- 接続箱から発電経路(ストリング)に微弱検出信号を印加し、開放電圧とインピーダンス(抵抗)を測定します。
- 測定データからクラスタ断線や高抵抗クラスタなど、交換対象となるパネル故障を持つストリングを検出します。
- 測定データを本体に記録(最大999ストリング)します。
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おもな特長
接続箱から簡単チェック
事前セットアップは不要、接続箱のストリング開閉器のP/N端子にプロービング、約10秒/ストリングで測定できます。
天候変化に影響されない
故障ストリング判定のかなめとなるインピーダンス測定値は天候による出力変化の影響を受けません。IVカーブトレーサーは日照変化の影響を直接受けますが、ソラメンテ-Zは日中も運転停止した日没後も安定した測定値が得られ、点検の自由度が大幅に向上します。
高機能でコンパクト
サイト、接続箱やストリングの番号を任意の値に設定できます。測定ごとにストリング番号が繰り上がる自動ナンバリング機能を搭載。
高機能をコンパクトにまとめた片手で持てるハンディタイプ。
測定・閲覧・消去・USBモードをマルチボタンにまとめたシンプルな操作性。
スイッチオンですぐに測定可能、大規模発電所向け高圧1000V対応、など、使いやすく分かりやすい親切設計。
使い方
①接続箱の開閉器をオフにして(ストリング開放状態)P/N端子にプロービング、測定ボタンを押すと電圧・抵抗の順に測定を行います。
②電圧値・抵抗値は測定順にLCD表示され本体に記録されます(最大999ストリング)。クラスタ故障の疑いがある場合は”OL:Out of Limit”を表示します。
③全ストリングの測定が完了したら”OL”を示したストリングをステップ2(ソラメンテ-iS)にて故障パネルの特定を行います。
④クラスタ故障の種別は上の表を目安に判別します。
SZ-100を動画でご紹介(1:28)
製品仕様
Solamente-Z SZ-100 のおもな仕様
検査対象パネル | 単結晶、多結晶、ヘテロ接合型 |
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測定電圧 | 1,000[V] |
測定可能抵抗値 | 1,000[Ω] |
電池持続時間 | 12時間程度 |
本体ユニットサイズ | 135×76×36[mm] |
本体ユニット質量 | 280[g] |
シリコンカバー込みサイズ | 144×48×85[mm] |
シリコンカバー込み質量 | 410[g] |
PCとの接続 | USB2.0 |
対応OS | Windows7,Windows8.1,Windows 10 |
データ記録件数 | 999[件] |
使用環境 | 温度0~40[℃]、湿度85[%]以下(結露なきこと) |
電源 | 単三電池3本使用 |
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- 仕様や外観などは製品改良のため予告なく変更することがあります。
- 「ソラメンテ」は株式会社アイテスの登録商標です。
- ソラメンテ-Zは特許登録済です。
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付属品
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- ハード収納ケース
- ソラメンテ-Z本体
- プローブ
- ストラップ
- USBケーブル(mini-B type USB2.0)
- 取扱説明書
- 保証書
- CD(Solamente-Z Drive・操作/表示仕様マニュアル)
- 乾電池(単3) 3個
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本体画像
クリックすると拡大してご覧いただけます。
校正対象製品
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- SZ-100は、校正対象製品です(別途有料)。
- 校正証明書・試験成績書・トレーサビリティ体系図を発行いたします。
- 詳しくは、校正サービスのページをご覧ください。
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SZ-100のメンテナンス
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価格
本製品は、2018年12月末日に販売を終了いたしました。後継機種はSZ-200です。