機能拡張オプション CiSアダプター SC-200
ソラメンテ-Link CiSアダプター SC-200は、PVケーブルを取り外すことなく、CIS薄膜パネルを高速点検できる装置です。SI-200に装着させて使います。
業界初!CIS薄膜パネルの高速点検を実現
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- PVケーブルを取り外してチェックする煩わしさがなくなりました。
- パネルあたり約3秒の高速点検
- バイパスダイオード短絡故障を特定
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連携機能対応について
機能拡張オプション CiSアダプターSC-200のご使用には、ソラメンテ-iS(SI-200)が必要です。
CIS薄膜パネルを効率よく点検したい
CIS薄膜パネルの接続構成は、一般的な結晶系パネルとは異なり、直列接続と並列接続が組み合わせれているため、設置現場の故障パネルの特定作業が困難でした。従来の点検方法では、現場で1枚ずつパネルのPVケーブルを取り外し、開放電圧を測定する必要がありました。設置状態によっては、パネルの取り外しを伴う大掛かりで長時間の作業が必要であったため、保守点検(O&M)の現場では、効率的な点検手法が求められていました。
SI-200のセンサー部を取り換えるだけ
ソラメンテCiSアダプター(オプション)SC-200は、ソラメンテ-iS(SI-200) に装着するだけで、CIS薄膜パネルの高速点検を可能にしています。発電電流をパネル表面から検知するiSのパネルチェッカー機能をそのままCIS用に活用することで、経済的にCISパネル点検ができるようになりました。PVケーブルを外すことなく、容易にCIS薄膜パネルの故障(バイパスダイオードの短絡)を、短時間に効率よく特定することができます。
落雷で頻発するパネル故障
落雷で被害を受けたパネルは出力が低下していますが、外観上はほとんどわかりません。被雷した発電所をソラメンテで点検すると、落雷点付近で故障パネルを特定できます。これらを交換することで速やかに発電量の回復を行います。落雷によるパネル故障の多くはバイパスダイオードの短絡または開放故障です。
発電電流の向きで故障パネルを特定
CIS薄膜パネルにおいても、結晶系パネル同様にバイパスダイオードの短絡故障が発生しますが、回路構成が異なるため従来の点検方法では対応できません。
故障パネルがストリング内にあると、そのパネルのみ短絡電流がパネル内に流れます。SI-200は、この短絡電流を検知することで、故障パネルを特定します。
CIS薄膜パネルにおいては、電流の向きをCISに最適化した感度で検知することで、故障を素早く容易に特定することができるようになりました。ソラメンテ-iS(SI-200)は、電流から発生する磁界を検知し発電の有無を判定していますが、SC-200を装着することで電流の向きを判別できるようになります。
電流方向は、ソラメンテ-iS本体のLEDに上下方向で表示されます。
点検方法
SR-200を動画でご紹介(1:20)
製品仕様
Solamente CiSアダプター SC-200 仕様
本体ユニットサイズ
長さ 190 mm ,直径 32 mm
本体ユニット質量
160 g
検査対象ソーラーパネル
CIS薄膜パネル
使用環境湿度
85%以下(結露なきこと)
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- 仕様や外観などは製品改良のため予告なく変更することがあります。
- 「ソラメンテ」は株式会社アイテスの登録商標です。
- ソラメンテ-iSは特許登録済です。
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