かつて、太陽光パネルの点検をするにあたって、作業者は悩みを抱えていました。

  • 発電中に運転停止をする時間は、なるべく短くしたい。
  • 天候の変化に合わせて発電量も変化するので、測定できない。
  • 測定データの判断が難しい。

すでにO&M(オペレーションアンドメンテナンス)を始めていて、今までの点検機器に問題を感じておられる方にとって、早く・使いやすく・分かりやすいソラメンテはこれらの悩みをクリアしている、革新的な点検ツールとして採用されました。

短時間で故障パネルを見つける

パワコン
ソラメンテ-Z(SZ-200)
SI-200
ソラメンテ-iS(SI-200)

たいていの現場では、売電ロスの観点から、短時間での作業を要求されます。また、トラブルからの復旧だったり、お客様への引渡し期限が迫っていたり、現場での点検作業は時間との勝負です。

ストリングチェッカー ソラメンテ-Zのストリング1回路の測定時間は約3~5秒です。例えばストリング10回路の接続箱では、1分程度で測定が完了します。発電所の規模によりますが、実績では1メガで約2時間~半日程度で測定完了して、運転を再開できます。データは3000件まで(SZ-200の場合)本体に記録できます。

ソーラーパネルチェッカー ソラメンテ-iSは、ソラメンテ-Zで特定したストリングの中から、故障パネルを1枚単位で特定します。

PVケーブルを外す必要はありません。ソーラーパネルの発電電流を、パネル表面からセンサーでスキャンすることにより、クラスタ故障位置を音で判断できます。

パネル1枚の点検時間は約5秒です。しかもほとんどの場合は、発電を停止することなくチェックできるので、点検作業による売電ロスはわずかな時間ですみます。

天候変化の影響をほとんど受けない

曇り空

発電出力は日射量により刻々と変化します。 

一般的に行われている電流・電圧による発電量測定は、天候の移り変わりに伴って測定値も変化します。これによって、直列枚数の多いストリングから、故障パネルの有無を判断することは難しくなっています。

加えて、測定中に雲が出てくると影の影響を受けるため再測定になり、点検時間が長時間になることや、完全にくもりの状態になって日射量が低下すると、発電量も低下するので測定ができなくなり日程の変更を余儀なくされたり、天候にふりまわされることになります。

作業人員の再配置や日程の組みなおし、作業の手戻りはコストになって跳ね返ってきます。天候変化に強いツールを使うことは、メンテナンスをする上で、とても大事です。

ストリングチェッカー「ソラメンテ-Z」は、故障パネルの有無をストリング単位で検出するために、ストリングの開放電圧とインピーダンス(抵抗値)を測定します。

クラスタ故障の判定データとなるインピーダンス値は、アイテス独自のアルゴリズム*1により、天候変化(日射量変化)の影響をほとんど受けません。 天候に左右されず点検ができるので、作業計画を立てやすく、点検効率が大きく向上します。

*1 アイテスのインピーダンス測定手法は特許取得済みです

高度な専門知識は不要

従来の測定器は発電時の出力値や出力特性など、日照条件で変わる発電状況を測定
従来の測定器は日照条件で変わる発電状況を測定
サーモ画像
サーモカメラ画像

現場での点検作業により、点検データは取得できたものの、 測定データの歪や値の差が天候変化なのか、故障なのか、影や汚れなのか分からない。 結局、点検結果がよく分からない、といった声をよく聞きます。 

点検結果を読み取れる技能を得るには、経験を積む必要があり時間がかかります。さらに、誰もができる仕事でないのなら、技能のある人に負担が偏ることも予想されます。

ストリングチェッカー「ソラメンテ-Z」は故障ストリングがあればその場で結果を表示、 パネルチェッカー「ソラメンテ-iS」は発電していない箇所を直接センスして見つけます。

データ判別のための高度な専門知識は不要で、故障パネルの有無を現場で簡単に判断できます。

ソラメンテ-Zの測定結果
ソラメンテ-Zの測定結果をグラフ化。赤いグラフがインピーダンスの値

パネル点検の悩みを解消した、革新的なソラメンテ

点検時の悩み
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