バックコンタクト型パネルの構造と点検方法

バックコンタクト型の構造と点検方法

ソラメンテ-iSは結晶型太陽電池表面のインターコネクタに流れる発電電流を感知しています。ところが、バックコンタクト型ソーラーパネルは表面にインターコネクタがありません。ソラメンテでの測定はどうしたらいいのでしょうか?

バックコンタクト型の構造と点検方法

結晶型太陽電池では、変換効率をよくするためにバックコンタクト型のソーラーパネルが増えつつあります。

バックコンタクト型の点検
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バックコンタクト型の太陽電池は表面にインターコネクタなどの電極が無く、裏面の銅電極で各セルがつながれています。ソラメンテ-iSでバックコンタクト型のパネルの発電状況を測定する際は、通常のパネルのようにセルの表面をスキャンしても電流を検知できません。

このような太陽電池の場合、右図にある赤丸の部分にある3か所のクラスタ回路を配線するバスバーをスキャンすることで、発電電流が点検できます。

メーカーのモデルによってはこのバスバーが表面に露出していないパネルもありますが、そのような場合は裏面のバックシート側にバスバーが配線されています。表面にバスバーが露出しているパネル同様、裏面のバスバーをソラメンテ-iSでスキャンすることで、クラスタに流れる発電電流を点検することが可能です。

点検方法を動画で見る

ソラメンテ iS SI 200点検風景(バックコンタクト編) (0:40)

構造の違い

一般的な結晶型太陽電池

一般的なシリコン結晶型太陽電池
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バックコンタクト型太陽電池

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バックコンタクト型太陽電池は、電極を裏面に集約し受光面(表面)に電極が無いため、多くの光を取り込むことで変換効率を高めることが可能な太陽電池です。

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