特集:「ソラメンテ開発物語」


開発物語3 点検効率向上へ

太陽光 点検 ツール 開発 ソラメンテ 3


失敗を恐れない

太陽光 点検 ツール 開発 ソラメンテ 展示会

 

「失敗を恐れるな!はやく実行して、はやく失敗して、はやく修正する。」部門長から檄が飛ぶ。チームにはiとSのほかに、円筒の中に基板、ボタンなど複数の部品を高密度に配置する離れ業で先進的な筐体に仕上げた人、プロト機を片手に頻繁に発電所現場に赴き、厳しい機能評価と使いやすさを追求する人、ソフトウェアの達人や、わかりやすさを優先した操作パネルのユーザーインターフェースデザインを手掛ける人、構成部材をタイムリーに調達する人など、製品化に向けたチームワークが生まれ、相互協力が行われた。

太陽光 点検 ツール 開発 ソラメンテ iS

ソラメンテ-iS

操作性、センサ感度を向上、デザイン一新


求められる点検効率

太陽光 パネル 点検 ツール

「ソラメンテ-iS」 は、従来の測定器でのソーラーパネルの点検の難しさに悩んでいたメンテ業界に、専門知識も不要で直観的なツールとして、興味を持って受入られ始めた。

 

発電、売電を止めることなく、ソーラーパネルの表面にセンサを当てて発電を確認するあたらしい点検手法は、住宅用や小規模発電所には利便性がある。しかし、太陽光発電の主流である産業用やメガソーラーでは、膨大な数のパネルをしらみつぶしに点検するわけにいかない。メンテナンスコストの観点から、その効率性を問われた。

 

そして、多くの中、大規模発電所を点検評価してきたチーム自身がそれを認識し、点検の効率化があらたな課題となったのである。チームは太陽光発電システム構成を猛勉強し、高い点検効率を得られるあらたな手法を模索し、技術力で実現させるべく、次の開発に着手した。

2ステップのソラメンテ点検手法

太陽光 点検 ツール 開発 ソラメンテ ストリング

 

太陽電池発電所の約90%を占める結晶系パネルで構成した太陽光発電所では、例外なく複数のパネルを直列接続させたストリング回路が存在する。たとえば、1MW発電所のパネル数は約4000枚、ストリングあたり直列20パネルの構成とすると、ストリングは200本となる。各パネルが正常に発電している場合、各ストリングの出力は理論的には一定している。

 

故障パネルが存在するストリングは出力が低下しているので、ストリングの電圧、抵抗など測定値を相対比較することにより、疑わしいストリングを見つける。あとは、疑いのあるストリングのパネルのみ、「ソラメンテ-iS」でチェックし、故障パネルを特定すればよい。

 

すなわち、ステップ1として、全パネルの中からまず故障パネルが存在するであろうパネルグループ(ストリング)を絞り込む。次にステップ2で、そのグループのみ点検する手法である。ストリングは通常10本前後ずつ接続箱に束ねられている。接続箱はなるべく人が行き届きやすい場所に配置されている。大規模発電所の場合、通常は接続箱を点検すればよい。

 

この2ステップをうまく組み合わせて点検することで、保守に費やす労力、測定結果のわかりやすさ、時間と費用など、点検効率は飛躍的に向上する。


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