ソラメンテ メンテナンスの基礎知識


太陽光パネルとは?


太陽光発電所設備の大半を占め、発電の源である太陽光パネル。既設発電所の約90%を占めるといわれる結晶系太陽光パネル(ソーラーパネル)は、3つのクラスタ(複数のセルを直列接続したグループ)で構成されています。1クラスタが故障して発電しなくなると出力の1/3を失い、パネルメーカーの無償交換の対象になります。クラスタ故障があれば、パネル交換によって必ず出力回復が図れます。

太陽光パネル 

太陽光発電システムの構成


太陽光パネル 構成 故障

結晶系パネルを搭載した一般的な太陽光発電システム構成例で、各構成ユニットを説明します。

 

この例では発電素子の最小単位であるセル(①)

直列に16個つながれたグループをクラスタ(②)と呼び、

バイパスダイオードという回路で区切られています。

このクラスタ3グループで1枚のソーラーパネル(太陽電池モジュール③)となり、

パネル故障時の交換単位となります。

パネルが直列に12枚結線されたグループを12直のストリング(④)と呼びます。

各ストリングは並列に接続され、合計8ストリング分、

96枚のパネル群全体を太陽電池アレイ(⑤)と呼びます。

発電出力はストリングごとに接続箱(⑥)に入り、

総出力はパワコン(⑦)を経由して交流出力として送電系統に連系されています。

ソーラーパネルあたりのセル枚数はパネルメーカーによりまちまちですが、

通常は3クラスタ構成になっています(結晶系)。

ストリングあたりの直列パネル数は、設計により異なりますが4枚から20枚程度、

接続箱に結線されるストリング数は多くて12本ほどで、発電所の規模により複数の接続箱が設置されます。

 


太陽光パネル 故障 ストリング

ストリング構成図
この例では、12直のストリング(12枚のパネルを直列接続)が

8本並列に接続箱の8個の開閉器に結線されています。


太陽光パネル 点検